「綿業会館」大大阪時代を感じさせる名建築!
大阪市中央区備後町に「綿業会館」ビルがあります。
備後町に用事があることが多かったため、綿業会館の横を通るたびに、素敵な建物だなー!と感じていました。
地下鉄堺筋線・堺筋本町駅からすぐ、御堂筋線本町駅からも徒歩圏内という立地!大阪のど真ん中で楽しめる名建築です。
綿業会館の歴史は大大阪時代に始まる
綿業会館は、1936年(昭和6年)12月に竣工した歴史的建造物で、2003年に国の重要文化財に指定されました。
1928年に綿業を営む経営者などが、交流と社会貢献を目的に「日本綿業俱楽部」を創設し、その活動拠点として綿業会館を建て、現在も管理、活用しています。
かつての大阪は、綿・絹など「糸へん」の産業が盛んだった名残ですね。
綿業会館は、大正後期から昭和初期にかけて大阪が反映していた時代、いわゆる「大大阪時代」の名残を感じさせてくれる、現存する貴重な建物の一つです。
渡辺節が設計を担当、渡辺節の弟子である村野藤吾がヘッドドラフトマンとして参画しました。
渡辺節は旧ダイビルなどを、村野藤吾は関西大学簡文館や特別講堂など、現存する名建築に関わっています。
ところで、この屋上にあるのは何でしょう?
見学できる機会があれば、その答えを探したいと思っています。
綿業会館の内部は一般でも有料で見学できる!?
僕は、外観を観るだけで、綿業会館内部に入ったことはありません。
サイトを見ると、有料で館内見学ができるようですね!
今度、ぜひ内部見学して観ようと思います。
館内見学は、毎月第4土曜日に2部制で開催しております。
(但し、12月は第2土曜日となります。年によっては変更となる可能性もございますのでご了承ください。)重要文化財に指定された建物の中で、保存を有する重要なお部屋を見学いただきます。
第1部:(10:30~)見学後昼食付3,000円
第2部:(14:30~)見学のみ 500円
(各部定員35名)
事前に事務局まで、電話でお申し込み下さい。
日本綿業倶楽部「館内見学について」http://mengyo-club.jp/room-tour
施設情報:綿業会館
公式サイト:一般社団法人日本綿業倶楽部 http://mengyo-club.jp/
住所:大阪市中央区備後町2丁目5番8号
ドラマ「名建築で昼食を大阪編」第1話に登場!
綿業会館が、テレビ大阪制作のドラマ「名建築で朝食を大阪編」第1話に登場します!
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