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分身ロボットOriHime(オリヒメ)がめっちゃすごい!孤独感を解消するのはテクノロジーだけどAIではない!

自分らしく生きる

まいど(c_c)/

分身ロボットOriHime(オリヒメ)ってご存知ですか?

療養していて病室や自宅から出ることができない人、子育てや単身赴任で遠隔地にいる人、そんな人たちとコミュニケーションするためのロボットがOriHimeです。

2018年8月19日深夜に放送されたNNNドキュメントを観てOriHimeを初めて知りました。

このOriHimeめっちゃすごいです!

孤独感を解消するのはテクノロジーだけどAIではない!


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OriHime(オリヒメ)開発の2年間密着がNNNドキュメントで放映されました

2018年8月19日深夜にNNNドキュメント「孤独をなくしたい 進め、分身ロボット」が放映されました。

僕はドキュメント番組が好きなので、毎週予約をして、時間に余裕があるとき、興味をそそるタイトル・内容の時に観ています。

番組表を見て、あとで観よう!とチェックする回もあるのですが、今回分はノーチェックでした。観て良かった!

ロボット開発者・吉藤オリィが生み出した不思議なロボット「オリヒメ」。人と人とをつなぐ”分身ロボット”だ。病気で学校に行けない孤独な子どもがベッドの上からオリヒメを使い授業を受けたり友達と話したりできる。

吉藤はさらに自由に動き回れる「新型オリヒメ」を作り始めた。それは交通事故で寝たきり生活を送る親友の願いに応えるため。その願いとは『いつか自由に動いて働きたい』密着2年、孤独の解消に挑む男を追った。

NNNドキュメントバックナンバー「2018年8月19日(日) 「孤独をなくしたい 進め、分身ロボット」より引用

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分身ロボットOrihime(オリヒメ)は距離をなくしてくれる!

「分身ロボット」ってなんや???不思議なロボットってなんや???そう思ってました。

pepperのようにAIが搭載されたロボットではなくて、オリヒメは人間が操作します。

操作する人間は、距離が離れたところにいてて、ネットワークを経由して、分身ロボットであるオリヒメに声と感情を届けます。

操作者は、子育てなどで在宅勤務している人の場合もあれば、単身赴任しているお父さんの場合もあります。

また、病院や自宅で療養していて、自由に外出できない人の場合もあります。

距離が離れていても、オリヒメが時間と空気を共有してくれるのです。

声を出すことができる人は、自分の声をオリヒメから流すことができます。

声を出すことができない人は、入力した文字をオリヒメから流すこともできます。

オリヒメのすごいところ

3つのポイント

「かんたん操作」
OriHimeを電源とパソコンに繋げるだけで操作可能。難しい設定はいりません。

「本人に見えてくるデザイン」
喜怒哀楽様々に見える能面を参考にデザイン。利用者の表情を想像でき、徐々にOriHimeが本人に見えてきます。

「多感な感情表現」
登録されたモーションと自由に動かせる腕があなたの感情表現を豊かにします。

オリィ研究所「Orihime3つのポイント」より引用

オリヒメのすごいところは、声を流す以外に、顔や手を動かすことで表情を表現することができるところです。

ばんざい!困った・・・了解!など。

オリヒメについているカメラで、操作者はオリヒメが見る風景を、自分でも観ることができます。

これはすごい!

テレビ会議システムや、複数オフィスの常時接続などが普及していますが、それとはまた違ったものです。

なんというか、オリヒメが可愛い。

オリヒメの説明ページにも書いてあるのですが、一見無機質なロボットが、だんだんと操作者に見えてきます。

開発責任者はオリィ研究所の吉藤オリィさん

分身ロボット・オリヒメの開発責任者は、オリィ研究所の吉藤オリィ(吉藤健太朗)さんです。

吉藤オリィさんは、小学5年生から中学3年生まで引きこもりの経験があるそうです。ご自身が引きこもっていた時に感じていたのは、強い孤独感。

強い孤独感を感じている人から、その孤独感を取り払おう!というのが、オリヒメ開発のきっかけだそうです。

吉藤オリィさんを詳しく知るには、BuzzFeedNews「自分で自分を介護する未来へ 「黒い白衣」のロボット研究者は常に「if」を問う」がおすすめだそうです。(ご本人がおっしゃってますw)

これって、その通りやと思います。

タブー視するから、特別な存在になってしまって、「自分には関係ないもの」って思ってしまう。

そんなんじゃ、なかなか改善されません・・・

寄付の申し出もおおいようですが、寄付より、オリィ研究所の存在、オリヒメの存在、その考えと背景を描いた著書「「孤独」は消せる」を広めて欲しいとのこと。

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僕も手に入れて読んでみます!

吉藤オリィさんインタビュー記事「分身ロボット「OriHime」に願いを」

吉藤オリィさんがオリヒメを開発した想いを詳しく知るには、リンク先の記事もおすすめです!

分身ロボット「OriHime」に願いを
分身ロボット「OriHime」を通じてつながる人々の事例を紹介し、開発者の吉藤さんやそれに携わる人々に話を伺っていきます。

オリィ研究所の想い


オリィ研究所で働いていた番田さんと言う存在

オリィ研究所には、以前、秘書兼広報を務めていた番田雄太さんという存在がありました。

番田さんは4歳の時に交通事故にあって以降、入院生活が続き学校にも行けませんでした。

番田さんは外に出られないのです。オリィ研究所で働くまでは、働いたことがありませんでした。

でも、オリヒメを使うことで、番田さんは、オリィ研究所のメンバーとして、秘書兼広報として働くことができました。

この動画をぜひご覧ください!

吉藤オリィさんが講演をするときは、番田さんのオリヒメを帯同させ、オリヒメ経由で番田さんが参加していました。

動画の1:51頃の画像のような感じです。

心が自由なら、

どこへでも行き、なんでもできる。

「オリィ研究所 番田雄太スピーチ」より引用

これ、すごいいい言葉だと思います。

距離的、物理的、肉体的な制約を、テクノロジーが、オリヒメが解消してくれる。

良い時代になってきました。

ほんと、良い文章です。

新型OriHime-D開発中!

オリヒメは持ち運びができるサイズです。

コンパクトなのですが、自分で動くことはできません。

自分で動けるように、オリヒメを進化させた新型オリヒメ「OriHime-D」が開発中です。

「OriHime-D」の「D」は、おそらく「でっかい」ですね。

OriHime-Dを実用化させるためのプロジェクトが動き出しています。

臨床実験も始まります。

OriHime-Dの開発は、番田さんを外出させたい。と言う吉藤オリィさんの思いがきっかけで始まりました。

でも、残念ながら、OriHime-Dの完成を待たず、番田さんは亡くなりました。

一時期、OriHime-Dの開発意欲を失った吉藤オリィさんですが、番田さんと同じ境遇の人の役に立つために、番田さんが喜ぶ姿を想像して、開発を再開させました。

OriHime-Dの実用化楽しみです。

OriHimeが2019年公開予定の映画「あまのがわ」に登場!?

分身ロボット・オリヒメを題材にした映画が2019年に公開されます。「あまのがわ」というタイトルで福地桃子さんが主演を務めます。

映画「あまのがわ」Facebookページ

あまのがわ
あまのがわ - 「いいね!」2,202件 · 4人が話題にしています - 映画「あまのがわ」の活動報告ページです!

主人公の史織は、祭りの太鼓奏者であったが、教育に厳しい母親との葛藤から自分自身のやりたいことを見失ってしまう。

故郷にいる祖母の入院をきっかけに鹿児島を訪れ、その道中で分身ロボットと出会う。

史織は、神秘の島・屋久島で困難やトラブルに見舞われながら、自分自身の心を探す旅に出かける

映画「あまのがわ」Facebookページより引用

今から上映が楽しみです!

「後悔よりも教訓を、同情よりも共感を、苦しい話ではなく、希望を遺せ」。

この言葉と、実体験、今の活動が、つながるので、とても心に響きます。

公式情報:オリィ研究所・分身ロボット「OriHime」

オリィ研究所

オリィ研究所 | オリィ研究所。株式会社オリィ研究所はOriHime-分身ロボットを開発・提供しています。
オリィ研究所。株式会社オリィ研究所はOriHime-分身ロボットを開発・提供しています。

分身ロボットOriHime

分身ロボット「OriHime」
OriHime(オリヒメ) - 分身ロボット「OriHime」 | OriHimeは人工知能ではありません。OriHimeはあなたの分身になり、離れていても会いたい人に会って話したり、一緒に過ごしたりして相手と感情を共有することができる分身ロボットです。

うーん。もうちょっと、上手に伝えたいけれども・・・

とりあえず、印象が新鮮なうちにブログにしました。

OriHimeのこれからの進化が楽しみですっ!

ほなまた(c_c)b

追記:
アイキャッチにいらすとやさんの画像を使ったのですが、やっぱりOriHimeの画像が使いたくて、オリィ研究所吉藤さんにTwitterDMでお願いしたところ、快く許諾いただけました!

ありがとうございました!!




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