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白浜アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ中国へ。日本で生まれても中国に帰るのね。

ニュース

日本国内で最も多くのパンダを飼育している、和歌山県・白浜のアドベンチャーワルドから、海浜(かいひん)、陽浜(ようひん)、優浜(ゆうひん)が、2017年6月5日未明に繁殖を目的に中国へ旅立ちました。

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海浜・陽浜・優浜は白浜生まれのパンダだけど中国へ送られる約束になっている

元々、海浜、陽浜、優浜の親パンダは中国からレンタルしてもらったパンダで、子パンダが生まれると、近親交配を避けるために、その子パンダは繁殖目的で中国に送る約束がなされています。

日本で生まれても、成長すると中国に帰ってしまうのは寂しいですね。でも、絶滅危機のパンダを増やすには仕方ないですね。

中国へ旅立つ前日、海浜、陽浜、優浜はお別れ会を開いてもらい、パンダファンに見送られたようです。

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アドベンチャーワールドのパンダ繁殖実績は凄い!

1990年代から、白浜アドベンチャーワールドでは、パンダを飼育していて、これまでに15頭の子パンダが元気に成長しました。15頭も子パンダが成長するのは、中国以外では白浜アドベンチャーワールドしかない素晴らしい実績だそうです。

それに加え、15頭の子パンダのうち、繁殖に適した年齢になった6頭が中国にわたっています。そのうち、オスの雄浜(ユウヒン)と秋浜(シュウヒン)が、合わせて9頭の子パンダを授かって、メスの梅浜(メイヒン)が1頭子パンダを産んみました。

白浜で産まれた子パンダは、「浜」がついた名前を付けられていて、中国では「浜家」と呼ばれて親しまれているそうです。

白浜でパンダの繁殖がうまくいくのは気候のおかげ?

なぜ、白浜アドベンチャーワールドで、パンダの繁殖がうまくいくのでしょう?

パンダの発情期は、年に1回3月から5月の間に14日間程度ほどしかないと言われています。この時期の白浜の気候が、パンダの故郷の中国の気候に似ているからという説もあります。

でも、白浜アドベンチャーワールドで、パンダの繁殖がうまくいく一番の理由は、白浜で産まれた子パンダ10頭の父親パンダである永明(えいめい)の存在が大きいらしいです。

パンダの繁殖には、オスとメスの相性が大きく影響するそうなのですが、メスパンダ梅梅(めいめい)と良浜(らうひん)との相性が良かったので、繁殖がうまくいったようです。永明は、梅梅との間に6頭、良浜との間に4頭の子パンダが産まれているのですから、永明さまさまですねー。

上野動物園のパンダ繁殖はうまくいっていませんね

一方、日本には、上野動物園もパンダを飼育していて、繁殖に挑戦していますが、うまくいっていません・・・・

ほんと、おっしゃる通りです。上野動物園のパンダが生まれたニュースや、繁殖行動の兆候はニュースになるのですが、白浜アドベンチャーワールドの偉業はあまり報道されません。

上野動物園も頑張って!!永明をレンタルしたらあかんのかな??

白浜アドベンチャーワールドのパンダは結浜など5頭に

海浜、陽浜、優浜が中国に送られて以降、2016年9月に生まれたメスパンダの結浜(ユイヒン)など5頭になっちゃうようです。

白浜アドベンチャーワールド「GIANT PANDA FAMILY」

パンダに会いに白浜へ行こう!

南紀白浜は、夏には海水浴が、冬でも温泉や高級魚クエ鍋が楽しめます。パンダ見学と合わせて南紀白浜も楽しんでみるのもおすすめです。

白浜アドベンチャーワールド

営業時間:9:30~17:00(夏休み期間中は夜間延長あり)
定休日:水曜日(夏休み期間中は無休)

入場料(1day-pass)
大人(18歳以上):4500円、中人(12歳~17歳):3500円、小人(4歳~11歳):2500円、セニア(65歳以上):4000円
パンダラブツアー:7000円/1名(定員15名)
もっと知りたい!パンダ塾:2000円/1名(定員15名)

チケットは、Webサイトから購入できます。

子供の頃、夏休みに白浜に海水浴に行きましたが、また行きたいものです。(c_c)b

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