大阪市北区に住み始めて約15年。最近、大阪市内の歴史に興味津々です。
住んでいる天満もそうですが、隣町?の大都会・梅田にも歴史を感じられるものがいっぱい残っています!
梅田・曽根崎には、このエリアを悪疫から守ったお地蔵さん「ごて地蔵」が祀られています。
御堂筋から伸びる「ごて地蔵通り」
地下鉄谷町線東梅田駅二番出口を地上に出てすぐのところに、「曽根崎ごて地蔵通り」という通りがあります。
御堂筋から少し東に進むと「曽根崎のお地蔵さん ごて地蔵 ←つきあたり」という表示が見つかります。
矢印を頼りに、道をつきあたりまで突き進むと、お地蔵さん発見!
こじんまりとした祠でひっそりと存在しているお地蔵さんですが、しっかりと掃除などされているようで、綺麗に保たれています。
ごて地蔵は曽根崎を悪疫・厄災から救った?
ごて地蔵の隣には、由来が書かれた看板が設置されています。
昭和の初期に、曽根崎近辺で悪疫が流行したり、厄災が起こったりしたそうです。その時に、不動寺の住職が「埋まっている地蔵がいるので、掘り起こして祀ろう」といったそうで、この近辺を掘り起こすと、ごて地蔵が見つかって、祀ると悪疫・厄災が消えたとのこと。
ほっほー。そんなことがあったんですね。
ごて地蔵の「ごて」は「ごてる」からきてる?
ごて地蔵の「ごて」ってなんやろ?と思っていたら、大阪市北区散策のレジェンド・ルイスさんがきちんと考察してまとめておられました。
縁起からぼんやりと読み取れるのは、
近ごろ悪疫が流行るのは、放ったらかされていたお地蔵さんがごてて神罰を下しているのであるから、探し出してちゃんと祀りなはれ、
ということやと思います。そう読み解くと、「ごて」が「ごてる」から来ていることで、得心がいきます。
なるほどねー!わかりやすい。
ごてて出てきたお地蔵さんなので、ごて地蔵ですか。
納得!
ところで、ごて地蔵通りを通らなくても、曽根崎警察の南側を進むと、ごて地蔵をすぐに発見できます!
ごて地蔵についての記事
場所情報:ごて地蔵
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